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主張
No.28 “頑張ろう宮崎”“つながろうNIPPON”

2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生した。マグニチュード9.0、最大震度は栗原市で7.0、東京でも5強の震度を記録した。私もその時、東京お台場のホテルで、その震度5強に遭遇した。ホテルは、「建物は耐震構造ですので安全です。」と繰り返していたが、長時間続いた激しい揺れに恐怖を感じた。地震により起こった大津波は、東北地方沿岸を飲み込み、それに続いて起こった東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故は、東北地方のみならず関東・東海地方、日本全土に被害を拡散している。
今回の主張のテーマは「大地震」と感じられたと思うが、今回は宮崎県がテーマ。
この地震がわが国を襲う直前まで、宮崎県こそが国内で最も大変な県だと思われていたと思う。昨年4月の口蹄疫発生以来、県知事選後に起こった4年ぶりの鳥インフルエンザの蔓延、そして1822年以来の新燃岳の大噴火と降灰による被害と、2011年も覚悟の年だなあと考えていた。同時に、口蹄疫同様これらの災害に対しても、国による財政出動を伴う復興対策に期待も抱いた。しかし3月11日以来、そんな他力本願は吹っ飛んだ。震災の破壊に比べれば、宮崎は人の命も住むところも保たれている。国は、震災対策に最優先で取り組むべきであり、宮崎は、なんとか自力で頑張るしかないのだ。
体力のない宮崎県にとって、自力での復興・復旧は、本当に長い道のりを辿ることになりそうだ。連合宮崎は、4月に春闘キャラバンを始めた。口蹄疫で全ての家畜がいなくなった東児湯の自治体で、畜産農家の復興具合について話を伺った。川南町の内野宮町長(当時)によると、町内の畜産農家の約4割が畜産を再開した、しかし、飼育頭数は2割にとどまっている。牛に比べて飼育頭数が圧倒的に多い養豚業が多かったことから、頭数ベースで以前の水準に戻すのに時間がかかっている。それとは別に特別な事情として、@口蹄疫の感染経路が特定されなため、十分な感染防止対策がとれず、再び口蹄疫に見舞われる危険性がある、A仔牛・子豚の価格が高値になっている、B世界的な異常気象により飼料価格が高騰している、ことを指摘された。畜産を全面的に再開できる安心・安全の環境づくりには、もう少し時間がかかるようだ。畜産農家が元気にならなければ、川南町全体の復興は難しいとのことだった。
しかし、木城町の田口町長からは、畜産農家の心意気を感じる話を伺った。震災直後、町役場で義援金を募り始めたところ、口蹄疫で殺処分された「複数」の農家から、震災への義援金として封を切っていない札束をポンと寄付されたそうだ。曰く、「自分たちは命までは取られんかった。いまから一生懸命頑張ることができる。」と。
今年連合宮崎は、メーデーのサブスローガンを「口蹄疫・鳥インフルエンザ・新燃岳、そして東日本大震災からの一日も早い復興をめざし、“頑張ろう宮崎”“つながろうNIPPON”」とした。県民が一丸となって復興に向けて歩き始めている。



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