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主張
No.25 口蹄疫に克つ!

 宮崎県で口蹄疫が確認されて1カ月、必死の防疫活動にもかかわらず感染の拡大が続いている。県内を南北に走る幹線、国道10号でもいくつものか所で全車両が消毒マットを通るために徐行する。今や宮崎市と延岡市の間は、通勤時間帯は3時間を超える。
 口蹄疫発生以来、感染拡大を予防するため、多くのイベント、集会等が中止、延期に追い込まれている。連合宮崎でも、メーデーが開催されたのは宮崎中央と都北の2地域のみ。他の7地域協議会では、開催直前に中止を決めた。畜産が主力の本県であり、畜産農家、24時間体制で働いている連合組合員をはじめ関係者、県民感情を思うと当然の対応だった。連合宮崎が例年この時期に県内すべての自治体と商工団体に行っている春闘キャラバンのうち、西諸・日向・県南・西臼杵・西都・県北地域のキャラバンを延期した。口蹄疫が沈静化する兆候もなく、また、制圧できても混乱は続くと予想しており、延期とはいうものの中止も覚悟している。多くの時間を費やして自治体や商工団体との日程調整を行ってきた担当の伊集院副事務局長には、本当に申し訳ない。
 アジア・アフリカ支援米の田植えも、今年は人力による田植えは行わないことにした。人が集まるようなイベントは自粛するということと、そもそも全農林の組合員の皆さん全員が口蹄疫対策にかかわっており、素人の田植えの面倒を見ることができないからだ。田植えが苦手な私にとっては歓迎すべき判断なのだが、毎年このイベントを楽しみにして参加いただいた組合員とご家族の皆様には、本当に申し訳ないと思っている。
 感染の状況だが、5月21日(金)現在で、感染疑いが171例、殺処分対象家畜は牛17,370頭、豚115,636頭、ヤギ5頭、合計133,011頭に上る。その後も感染は止まらない。これに加えて発生カ所から10q以内の全ての家畜に対し、後日殺処分にするためのワクチン接種が始まった。しかし埋却する場所も十分でなく、感染家畜の殺処分は遅々として進まない。従って制圧にも時間がかかっている。感染が確認された畜産農家はもとより、ワクチン接種された上で殺処分される畜産農家の皆さんのこれまでの苦労と無念さを思うと胸が痛む。また、生産手段の全てを失い、その上同じ場所で畜産の再開ができない状況で、今後どうするのか。畜産一筋に歩んできた人たちにとって、今さら別の道で生計を立てることが可能なのか。これまでの借金の返済をどうするのか。口蹄疫感染が制圧された後に対策されるのだろうが、心配の種は尽きない。種雄牛49頭の殺処分も政府が決定した。何とか残すことはできないものか。長い時間、多くの人々の苦労の結晶の牛たち。このままでは宮崎ブランドの全てが殺される。
 連合宮崎でできること、まず、先日の執行委員会で口蹄疫義援金に500万円を寄付することを決定した。また、各構成組織内でも6月一杯カンパ活動を取り組む。連合九州ブロックにもカンパ支援をお願いする。カンパ以外では、宮崎経済連直販の「畜産農家応援セット」の連合組織への売り込みを始める。私たちは、県民が元気と自信を取り戻すため、あらゆる取り組みに全力を尽くす。



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