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主張
No.22 TOKYOばかりじゃねぇ

 2009年10月2日、夕方のNHKラジオでは鳩山首相のオリンピック招致演説が放送された。スピーチの一番手はどこかの女の子、次が鳩山首相、そして石原東京都知事と続いた。オバマ大統領はアメリカのトリを務めたとのことだったので、それ対して、最初のほうに首相と知事を持ってきたのは先手必勝でよかったと思う。予想に反して、みんな流暢な英語でスピーチしたため、同時通訳の日本語を聞きながら運転をする羽目に。番組では、日本の前にシカゴへの招致を求めたアメリカのオバマ大統領の流暢なスピーチが流れたが、日本語訳での比較では鳩山首相の勝ち(日本人の欲目かもしれないが)。結局開催地は、10月3日未明(日本時間)、リオデジャネイロに決まった。
 今回の招致合戦、冷静に考えるなら東京とマドリッドは最初から可能性は薄かったと言える。まずマドリッドだが、2012年はロンドンでの開催が決定している。続けてヨーロッパはないだろう。東京も条件は悪い。次のロンドンの前は、2008年北京で開催したばかり。アジア→ヨーロッパ→アジア、これも難しかしいと思うのが当然ではないのか。シカゴも、ハードルは高かったはず。いったいこれまで何回のオリンピックが北米大陸で開催されたのか。今回も北米大陸というのでは、あまりに能がない。
 それと比較してリオデジャネイロ。順当勝ちということだろうか。南米大陸で初めての開催。BRICsの一つ。経済が最も伸びている国々の一つ。そろそろ開催してもいい頃合いだ。日本からは最も遠い国であり、参加する選手たちは大変だろうとは思うが、今から7年後、しっかり準備してもらいたいものだ(オリンピックの時期のリオデジャネイロは平均気温25度、日本の9月下旬の陽気とか)。
 招致可能性の低かった(と私は思う)今回のオリンピック招致劇、いったい誰が、なぜ頑張ったのだろう。そもそもこの招致劇の費用は、一体いくらかかったのだろう。だれがお金を出したのだろう。貧乏な宮崎県に住んでいると、ついひがみっぽくなってしまうのだが、お金はどこから出たのか気になって仕方がない。もしできもしない招致劇に使うお金があるのなら、もっと別のところに使ってほしいのだ。たとえば代表選手の強化費などに。先ほど書いたが、今回のタイミングでは、東京開催は大変難しかったと思う。招致を呼び掛ける都知事自身も、各国に働きかける資質があったのか。以前から中国を「シナ」と呼び、東アジアの人々を「三国人」と呼称した都知事自身のスピーチに共鳴すアジア人がいたのかどうか。ミスキャストも甚だしい。そういえば運輸大臣当時、宮崎のリニア実験線を「鳥小屋や豚小屋の間を通っている」と揶揄したのもこの人だった。
 この招致劇、都知事の個人資産なりスポンサー企業の資金なりでおこない、一切税金等は使っていないのか。この招致劇そのもので儲かった人々、企業もあったとは思うが、それはごく一部、投資した資金の回収はできないだろう。可能性の低いこのような事業に、お金を使っていいものだろうか。少なくとも鳩山首相が使ったのは政府専用機、飛ばすために私たちの税金が使われている。



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