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No.17 「連合宮崎平和行動in韓国板門店」レポート

 板門店共同警備地域へは、1月31日朝観光バスで出発、バスはソウル市街を流れる漢江(ハンガン)に沿って北上。漢江は途中で北朝鮮から流れてきたイムジン河(臨津江=イムジンガン)と合流しており、ソウル近郊でも冬場厳しい寒さが続くと川面が凍り、気温もマイナス20℃以下になることもあるそうです。北からの侵入を防ぐため、韓国国内の河の両岸と、河の真ん中に軍事境界線が引かれている板門店の近くでは韓国側に有刺鉄線が張りめぐらされ、ところどころにある歩哨所では24時間北朝鮮からの侵入を警戒しています。自由と平和を謳歌しているように見えるソウル市街から、わずか20〜30分走るだけで南北の厳しい対立を実感しました。
 私たちのツアーのガイドは、父親が離散家族の洪(ホン)さんという英語、日本語ペラペラの女性でした。洪さんは朝鮮戦争の歴史を丁寧に、また、熱っぽく語ってくれました。「離散家族」とは、朝鮮戦争によって北朝鮮と韓国に引き裂かれた家族のこと、洪さんの父親は、朝鮮戦争開戦の日(1950年6月25日(日))母親とソウルに来ていて、北朝鮮にいる彼の父親と生き別れになったそうです。朝鮮戦争は、民族統一を強く望む金日成の若さと、危機感もなく軍事力も脆弱だった韓国が生んだ悲劇だったと洪さんは話しました。
 板門店近くの基地で板門店の歴史を学び行動への注意がありました。パスポートを必ず持参すること、満11歳未満の子供は参加できません。服装は、色褪せた・やぶれたジーンズ、サンダル、半ズボン、ミニスカート、Tシャツ、派手な服、ボディコンなどは不可。「訪問者は、国連軍の威厳を保持する適切な私服を着用する。」との規定によるものです。その上で「敵の行動(活動)によっては危害を受ける又は死亡する可能性があります。」「事件を予期することはできませんので、国連軍、アメリカ合衆国及び大韓民国は訪問者の安全を保証することはできません・・」など物騒な記載がある「訪問者(見学者)宣言書」に署名し提出、ゲストバッヂをつけて、国連軍のバスに乗り換え板門店に入りました。
 洪さんから、板門店共同警備区域の韓国軍兵士は、@背が高くかっこいい兵士ばかりで、Aお金持ちの子弟が多く、B任務中は全員大きく濃い色のサングラスをかけている、C南北会談が開かれる軍事停戦委員会議場の北朝鮮側の入り口には、南を向いて歩哨が立っていて、彼の後ろに入ってはいけないとの説明がありました。なぜだか分かりますか?
 @については、北朝鮮軍に対し韓国軍人は、体格がよく屈強であると見せつけるため、Aについては、いまの裕福な生活を捨てて北朝鮮に亡命はしないだろうとの意図から、Bは、毎日顔を合わせる北朝鮮の兵士とアイコンタクトをとらせないため、Cは、観光客等がドアを開けて北へ亡命することがないようにするため、だそうです。
 ここでは、観光客はもちろんのこと、兵士もだれも信用されていないのです。 今回、韓国人は入れない板門店ツアーに参加して思うこと、第1は一日も早い朝鮮半島の平和的統一です。そしてもう一つ、戦争で平和は作れない、平和の大切さ・戦争をしないことの大切さを再確認しました。平和ボケといわれることなく、平和であり続けるための運動をあらゆる人々と連帯し、ねばり強く続けていきたいと思います。



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